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「あやまらなくてもいいんだよ。あれも作戦のうちなんだ」
「そうなの?」
僕はほっとした。責任があると思ったからだ。
「僕たちは、いま全部の行為が、いい方の宇宙人の脚本の上での行為なんだ。だから安心していいんだよ」
「いつからその脚本ははじまっていたの?」
「だいたい100年くらい前かららしい。そのころから、もう作戦ははじまっていたんだ。帽子をとってしまった宇宙人からみんなを救う作戦がね」
アミはウィンクした。壮大な作戦だと思った。
「そうさ。一番責任があるのは、きっとこの脚本を書いた宇宙人だろうな。きっと緊張したと思うよ。でも、とても年齢が上の宇宙人だから、素晴らしい脚本を書いてあるだろうね」