2020-06-27 20 僕たちは、ふたたび宇宙船に乗った。 今度は、明るいだけじゃない旅になりそうだけど、それでも楽しみだった。 「ところで、君とビンカは、結婚はしたのかな?」 いきなり僕はびっくりした。アミはとても楽しそうだ。 「せっかく一緒に住んでいるんだから、結婚してもいいと思うけど」 「結婚、したいわ」 ビンカが顔を赤らめている。僕はとても恥ずかしくなった。 「じゃあ、いつかね」 遠回しにOKした。