2020-08-19 73 「ひどいことをしてきたと、わかってほしいんだ」 アミは真剣な顔つきになった。 「なんでこんなことになったんだろうね・・・」 「それは、過ちを見破れなかったからだと思う」 「そうなんだね」 「だから、上の人が責任取っている部分もあると思うんだ」 「あの、まが玉の苦しみのこと?」 「そうだよ」 「でも、それもしょうがなかったんだけどね」 「うん」 僕は、なんだか切なくなった。