アミ小さな宇宙人 第4巻

「アミ小さな宇宙人」シリーズの第4巻をここに書いていきます。宇宙人の助けを借りながら書いています。

37

「感謝できないのに、幸せなんて変なの」

「帽子を取ると、そうなるんだよ。実は他にも、感謝できない人がいるんだよ」

「帽子をとっていなくても?」

「そうさ。ADHDって知ってるかい?」

「知ってる!発達障害の人だよね?」

「そのADHDも、あいつらが作ったんだ。かわいそうだろ?」

「なんで作ったの?悪いことしたから?」

「いや、逆だよ。ご褒美にそういうことをしたんだよ。ADHDになると楽しいよってね」

「えー!!!」

僕は混乱した。