アミ小さな宇宙人 第4巻

「アミ小さな宇宙人」シリーズの第4巻をここに書いていきます。宇宙人の助けを借りながら書いています。

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すると、ラフィエルがやってきた。

「ラフィエル、どうしたの?」

「帽子をかぶされた宇宙人たちが、怒ってるの・・・」

ラフィエルは震えていた。

「なんで強制的にかぶせるんだ!!!だって」

「かぶされた時はみんなそうなるんだ。でも、それはいずれおさまるよ。自分が変なことをしていたんだとわかったら、素直に認めると思うよ」

「ラフィエル、怖くて逃げてきちゃった・・・」

「怖かったら、逃げていいんだよ。それが普通なんだからね」

僕はまたしても学んだ。逃げていいんだ。