アミ小さな宇宙人 第4巻

「アミ小さな宇宙人」シリーズの第4巻をここに書いていきます。宇宙人の助けを借りながら書いています。

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「そうさ。逃げていいのは、当たり前だよ。地球では、昔から頑張ることが理想だと言われてきたけど、それも帽子を取った宇宙人の教えなんだ。頑張らなくてもいいんだよ。楽しく生きればいいんだよ」

僕は荷が下りた気がした。本当に、この宇宙は素晴らしいんだ。

「そうさ」

アミが僕に話しかけた。そのときだった。

大きな地震が起こった。僕は部屋にいたが、とてもこわい。

「まだ地球では、災害を起こしている宇宙人が止まっていないみたいだね。これも本当はないんだよ。少し様子をみてくるよ」

アミは飛んで行ってしまった。