「こんなにも変なことしていたのに、なんで今まで救済しなかったのかな?」
僕はビンカに話しかけた。
「きっと色んな事情があるのよ。だって何十億年も生きている宇宙人よ。怠けていたわけじゃないと思うわ」
「僕だったら、すぐに幽霊を助けるな」
「それが、できるのならね」
アミはあっというまに戻ってきた。
「充分みてきたよ。時空間移動を使ってね」
「そういえば、そんなことも言っていたね、前に。で、どうだった?」
「地震は、抑えたよ。もう、大丈夫。自然災害のうち、地震はもう起こらないよ」
「えー!すごい!」
ビンカと僕は感激した。