アミ小さな宇宙人 第4巻

「アミ小さな宇宙人」シリーズの第4巻をここに書いていきます。宇宙人の助けを借りながら書いています。

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「この苦しみ、35年間続くんだ。だから、それをずっと見守っているの。何も手出しできないんだ。とてもつらいよ」

「35年・・・!!!」

「最後の方は、ラフィエルと話していられるようになるんだけどね。本当に、とてもつらかった」

「その人は、自分で志願したの?」

「そうだよ。きっと怖かったと思うけど、誰かがやらなきゃいけないしね」

「そうなんだ・・・」

僕たちは沈黙してしまった。