アミ小さな宇宙人 第4巻

「アミ小さな宇宙人」シリーズの第4巻をここに書いていきます。宇宙人の助けを借りながら書いています。

56

「でも、ご褒美があるんだよ」

「ご褒美?」

「そう。35年間頑張ったから、そのご褒美として、終わった残りの人生はとても楽しい人生にしてあるんだ」

「へー!どんな感じなの?」

「有吉って知ってるかい?」

「また日本人?」

「まあね。有吉は、35年間ずっとつらかったんだけど、それが終わった今は、芸能界でひっぱりだこで、いつも楽しい気持ちでいるんだ。それは宇宙人がプレゼントした、頑張った証のご褒美なんだよ」

「そうなんだ。それを聞いて安心した。鈴木さんも、あとちょっと頑張って欲しいな」

僕は切実にそう思った。