アミ小さな宇宙人 第4巻

「アミ小さな宇宙人」シリーズの第4巻をここに書いていきます。宇宙人の助けを借りながら書いています。

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「美しいこころなんて、僕にあるの?」

僕は自信がなかった。もっと強くなりたいと切実に思っていたからだ。

「強くなりたいと思うのも、悪いことじゃないんだよ。そのために努力すればいい話さ。でもねペドゥリート。僕は君たちに悪い入れ知恵をしてしまったみたいだ。精神的な成長は、そう簡単には生じない。しかも、成長したいと思ってできるものではないんだよ。成長の理由は、ただの年齢なんだよ」

「えー!!!!!!そうなの?」

「そうさ。だから、ただ楽しく生きていればそれでいいんだよ。それが神様の気持ちさ」

僕はあっけにとられてしまった。考えていたことが全部ひっくり返ってしまったからだ。