アミ小さな宇宙人 第4巻

「アミ小さな宇宙人」シリーズの第4巻をここに書いていきます。宇宙人の助けを借りながら書いています。

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「この作戦で、大事なことは、全員に帽子をかぶせたあと、教育することなんだ。ちょうど中毒者に言い聞かせるようにね。その教育の方法は、まず、地球の人々にこの事実を伝えることだ。君は、その第1歩を担っているんだよ」

「みんなに伝えることが、教育になるの?」

「そうさ。みんなが知れば、恥ずかしいことはできなくなるだろう?恥ずかしいことをしているということを教えるんだよ」

「恥ずかしいというより、怖いことだと思うけど」

「恥ずかしい面もあるんだよ。例えば、あいつらはコーヒーが宇宙一身体にいいと思っている。でも、コーヒーに砂糖やミルクを入れると、その効果は半減される。しかし、あいつらはコーヒーに何を入れても効果は変わらないと思い込んでいるんだ。おかしいだろう?」

「それはおかしいね。バカなのかな」