アミ小さな宇宙人 第4巻

「アミ小さな宇宙人」シリーズの第4巻をここに書いていきます。宇宙人の助けを借りながら書いています。

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ーーー第2部ーーー

「おはようクラト」

「おお!おはよう。昨日は夢をみとってな。アミがとても困っている夢じゃった」

「どんなことで困ってたの?」

「何かがどんどん膨れ上がって困っている夢じゃった。なんだかわからんが、こわいのお」

「こわいね。でも多分それ、本当のことかもしれない」

「どういうことじゃ?」

「困ったひとたちがたくさんいるんだよ。本当に」

「そうなのか?」

クラトは首をかしげた。